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2017年10月17日

【受賞/表彰等】酒井研究室 森勇稀さん(M1)と酒井幹夫准教授が取り組まれた産学連携研究が技術賞に選出されました

【受賞/表彰等】酒井研究室 森勇稀さん(M1)と酒井幹夫准教授が取り組まれた産学連携研究が「2017年度 粉体工学会 秋期研究発表会」において技術賞に選出されました。

 

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■受賞日

2017年10月11日

 

■著者名

レジリエンス工学研究センター 酒井幹夫 准教授

原子力国際専攻 修士課程1年 森勇稀

 

■受賞した賞の名称と簡単な説明

技術賞

当研究発表会内の粉体技術セッションにおいて、発表の内容および方法について,特に優れていたと認められる講演に授与される賞です。

 

■受賞された研究・活動について

 

講演タイトル

最先端粉体シミュレーション技術の産業用焼却炉への応用

 

講演概要

本研究は、東京大学と株式会社プランテックと共同研究として行い、酒井研究室で開発された最先端粉体シミュレーション技術を産業用焼却炉へ応用したものです。

固気流動層は粉体の加工・乾燥などに広く用いられる装置で、数値解析による解析が研究されています。DEM-CFD法はこのような固気混相流の数値解析に広く用いられる手法で、非常に有効な手法ではあるのですが、計算時間の観点から1つの計算機で扱える粒子数にかなり制限されることと、任意形状壁面の計算が難しいという2つの課題があり、産業用のような大規模かつ様々な壁面を持つ流動層の解析ができませんでした。そこで本研究ではDEMのスケーリング則であるDEM粗視化モデルを使用し、SDF-IBMと呼ばれる壁面モデルを組み合わせた数値解析手法(Advanced DEM-CFD法)を開発し、産業用流動層の数値解析を可能にしました。またこの開発手法により2000万粒子以上の粒子とパイプ状の壁面障害物を持つ流動層を実際に解析し、その結果を実験と比較することで、開発手法の妥当性を検証しました。また、Advanced DEM-CFD法を実際の焼却炉に応用して、焼却炉内の気流による灰粒子の分布を考察することに成功しました。

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