2024年10月31日
【受賞/表彰等】原子力国際専攻 高田研究室 田中裕暉さん(M1)
2024年10月11日、原子力国際専攻 高田研究室 田中裕暉さん(M1) が、PSAM17&ASRAM2024において、Student Session Awardを受賞されました。
<受賞した賞の名称と簡単な説明>
Student Session Award
Probabilistic Safety Assessment and Management 17 & Asian Symposium on Risk Assessment and Management 2024(PSAM17&ASRAM2024)の学生セッションにおいて、優れたポスター発表に対して贈られる賞です。
<受賞された研究・活動について>
発表タイトル:Probabilistic Approach for Best Estimate of Fuel Rod Fracture
講演概要:原子力施設におけるリスク情報を活用したより合理的な意思決定を実現するためには、プラント応答(負荷側)と許容限界側(強度側)の双方について、不確かさを含めたより現実的な評価が不可欠である。現実的な炉心損傷判定に向けて、冷却材喪失事故時燃料破断確率評価モデルとプラント応答解析とを組み合わせることで、不確かさを考慮した燃料棒破断の最適評価法を検討した。また、同手法についてモンテカルロ法と数値積分法とを用いて比較検討を行い、不確かさを考慮しつつ計算効率の高い解析手法を検討した。
<今後の抱負・感想>
初めての国際学会で不安もありましたが、このような高い評価をいただけて嬉しく思います。 ご指導いただいた先生方に深く感謝申し上げます。 今回の受賞を励みに、今後の研究活動にも力を入れていきたいと考えております。