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2021年03月24日

【受賞/表彰等】張 承賢助教が第1回日本原子力学会リスク部会賞(奨励賞)を受賞しました。

【受賞/表彰等】張 承賢助教が第1回日本原子力学会リスク部会賞(奨励賞)を受賞しました。

 

==受賞日==
2020年3月19日

1.氏名
張 承賢

2. 学部・研究科、学科(類・課程)・専攻等 と 学年
工学系研究科原子力国際専攻 助教

3. 受賞した賞の名称と簡単な説明
名称:第1回日本原子力学会リスク部会賞(奨励賞)
説明:日本原子力学会2020年秋の大会リスク評価技術とリスク活用に関するセッションにおける優秀な研究発表に対して送られた賞です。

4. 受賞された研究・活動について
研究タイトル:余震の影響を考慮した地震と溢水の複合事象の確率論的リスク評価
概要:原子力発電所にて地震起因の複合事象が発生した場合、余震の発生による影響が想定されるため、余震の影響を定量的に評価する手法が必要であります。本研究では、数値解析と確率論的リスク評価手法を組み合わせ、地震と溢水の複合事象のリスク評価手法に余震による影響を考慮したリスク評価手法を構築し、余震の影響を考慮した確率論的リスク評価を実施しました。評価の結果、余震によるスロッシング減少によって事象進展が加速されることを確認するなど、新たな知見を得ることができました。

5. 今後の抱負・感想等
第1回日本原子力学会リスク部会賞の受賞者になり、大変光栄です。
確率論的リスク評価は、原子力システムに潜在するリスクを洗い出し、低減させるために重要な技術であります。私は、従来の確率論的リスク評価とシミュレーション技術を融合させることによって、確率論的リスク評価論技術の更なる可能性を見つけるための研究に取り組んでいる。
今回受賞したリスク部会の奨励賞は、その取り組みについての期待が込められたものだと認識されております。今後も、最新のシミュレーション技術や、さらにはA I・機械学習のような技術を確率論的リスク評価技術の融合について検討していきたいと思います。

 

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